スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | edit | page top↑

現実味をもって

今年の夏、町内に住む90歳を超えた一人の男性が
亡くなられました。

私は、その方とは面識はなかったのですが
最近になって、その男性が20年近く前に書いたという一冊の手記を
たまたま読む機会がありました。

内容は、ご自身の戦争体験。
主に戦後のシベリア抑留時代の体験がつづられています。

直筆の数十枚にわたる原稿用紙を、ほとんど推敲もせず
そのまま印刷して綴じたような状態の冊子で
正直、とても読みにくかったのですが
それでも一気に、最後まで読んでしまいました。

読みにくいのに、グイグイ読み進んでしまったのは
ものすごくリアリティーを感じたからだと思います。

文章に飾り気は一切なく、お涙ちょうだい的な
まわりくどい展開も一切ありません。
事実を記憶のままに、ただ淡々と
むしろ無味乾燥的に書いてあります。

それだけで十分に、戦争の悲惨さは伝わりましたし
こんな北海道の片隅の小さな町に、実際に戦争で大変な経験を持つ方が
ついこの間まで住んでいたんだ、ということが
大きな現実感を伴って心にせまってきました。

印象的なエピソードはたくさんあったのですけど
一番心に残ったのは、あとがきに書いてあった
「戦争は絶対に反対。だけど非武装は反対だ。」という部分。

きれいごとでは済まされない経験をたくさんした方の
最後のこの言葉には、ものすご~く説得力がありました。

昨今、憲法改正について話題になったり
近隣国との領土をめぐる問題など、外交的なニュースが増えていますが
ともすれば、すぐに直接自分の生活には関わってこないだけに
私などは、現実感がなかなかわいてこない時があります。

でも、こういう、身近で実際に戦争を経験をした方の話などにふれると
どうあるべきなんだろう?って
すごく現実味をもって考えさせられますね。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ ナチュラルライフへ
↑ クリックよろしくお願いします。



14:58 | 田舎暮らし・古家暮らし | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
ラベンダーの香る石けん | top | 見知らぬオッチャンに

comments

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://yasasiku410.blog93.fc2.com/tb.php/725-634e202c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。